紙つばめ (小学生) 2022.1.9

あけましておめでとうございます。

2022年、小学生クラスの一回目の授業はお正月らしく伝統的な玩具をつくりました。

 

 

江戸時代くらいからあるそうです。

紙のつばめを風にのせると、尾羽がパタパタと軽快な音を立てて回ります。

 

本体はケント紙。尾羽は工作用紙。尾羽の軸は竹ひご。軸受けはストロー。軸の抜け止めはビーズ。

 

型をケント紙に写し、サインペンやポスカで模様を描き、ハサミで切り抜きます。

尾羽にも模様を描きます。尾羽は回転することから、本体部とは模様の見え方が変わることを説明します。

高学年ならば線対称か点対称の違いで理解します。低学年は竹トンボのイメージを伝えます。実際に二種類の見本を回転して示しました。

工程の最後には、尾羽の回転のために成型します。

その時にもこの点対称や竹トンボのイメージが大事になります。

組立ては簡単で10分程でできます。

一番大事な工程は尾羽の成形です。回り方は尾羽の形で変わるので、遊んでみては形の調整を繰り返す、たのしい時間です。

左右の開き方、ひねりのあるなし、本体の翼部分の折り方で回転の様子がかわります。

写真を随時更新していきます。